作業服4

現場作業の辛いところは、外気を直接肌で感じるところです。夏の日差しは体力をあっという間に奪いますし、冬の寒さは容易く体温を奪っていきます。だからこそ作業服には機能性だけでなく、暑さ寒さを和らげる快適さも求められるのです。

ここでは冬の防寒対策に焦点を当て、機能性と防寒性を両立させたおススメの防寒着を紹介していきます。

軽量設計でありながら高い防寒性を誇る「バートル 7210」

バートルの作業服はスタイリッシュなデザインを特徴としています。しかしデザインだけでなく、機能性も優れた製品が多く取り揃えられています。中でも「7210」は軽量設計でありながら高い防寒性を誇る、人気の高いブルゾンです。

高い防寒性の秘密は、裏地に使用された全天候型保温素材「サーモトロンラジポカ」にあります。サーモトロンラジポカとは、「サーモトロン」と「ラジポカ」を合わせた複合素材です。ラジポカは発熱作用のある繊維と複合することにより、優れた遠赤外線放射効果を発揮するという特性を持っています。

その特性を発揮するために用いられたのがサーモトロンです。サーモトロンには吸収した太陽光エネルギーを熱変換するという特性があるのです。この2つの素材を組み合わせることで、温かく快適な衣服内環境を実現することが可能になります。

大型フードは着脱式となっており、状況に応じて取り外すことが可能です。また袖口は裏地がフリース、さらにアジャスターもついているので寒気の侵入を防ぐこともできます。ペンや手帳などの収納場所として、左胸と左胸内側にポケットがついているのも嬉しいポイントです。

また、撥水加工と制電加工が施されているので、作業服としての機能も十分備えています。サイズはSSから5Lまで幅広く取り揃えられており、カラーバリエーションも4色と豊富です。

お洒落な作業服がほしいならブルゾンがおすすめ

動きやすさを重視した軽量ブルゾン「バートル 7410」

「7210」よりもさらに動きやすさを重視した防寒ブルゾンが「7410」です。さらっとした着心地のフリーストレッチ素材は作業時の動作を邪魔しないので、作業を快適に行うことができます。防寒ブルゾンでありながらシルエットは細身のスッキリしたものなので、スタイリッシュに着こなせる点も見逃せません。

作業現場だけでなく、普段使いもしやすい仕様と言えるでしょう。肝心の防寒性能ですが、ラミネート加工を施すことで冬場の冷たい風から身を守る仕様となっています。さらに撥水加工も施されているので、急な雨にも対応可能です。

また左袖、右胸、左胸内側の3カ所にポケットがついているので、ペンなどの小物も収納できます。サイズはSSから5L、カラーバリエーションも5色と豊富に取り揃えられています。

軽量・防寒・防水の3拍子「自重堂 48460」

自重堂が提供する「48460」は、防寒ブルゾンでありながら高い防水性も持っていることが特徴です。表地にはポリエステルを使用し、その耐水圧は2000mmとなっています。また、縫い目は裏地からしっかりと目張りが施されているので、急な雨に降られても慌てる必要がありません。

防寒性も十分で、首元の前立てがファスナーとマジックテープの二重構造になっています。この仕様は外気の侵入を防ぐとともに、保温性を高めることにも貢献しています。またフードは取り外し可能なので、状況に応じて使い分けることが可能です。

サイズはMから6L、色は3色展開となっています。

輻射熱を利用した「自重堂 48480」

「48480」は自重堂の防寒着の中でも特に高い防寒性能を持つブルゾンです。その高い防寒性能の肝は裏地にあります。「48480」の裏地はアルミ仕様となっており、これが高い保温性に寄与しているのです。アルミ素材は熱を反射させるので、身体をアルミ素材で覆えば身体から放出される熱、いわゆる輻射熱は外に逃げることなくブルゾンの中に留まり続けます。

この輻射熱を利用することで、高い保温性を実現しているのです。作業服としての機能はどうかというと、まず左袖にはペンさしポケットがついています。左胸には内ポケットもついているので、小物の収納は容易に行えます。

またフードは着脱可能なので、状況に応じて取り外すことも可能です。防寒性能は高いですが薄手で軽量なので、作業時に動きにくさを感じることはあまりないでしょう。袖口にはアジャスターもついているので、広がり過ぎだと感じた場合は調節することもできます。

サイズはMから5L、色は3色が用意されています。一つ注意点を挙げるなら、「48480」はブルゾンタイプとハーフコートタイプが存在する点です。この2つはシルエットが異なるだけで仕様面に大した変化はありません。

しかし作業によってはこのわずかな差が障害となる可能性も否定できないので、購入する場合はよく確認するようにしましょう。

自重堂の派生ブランド「JAWIN」と「Z-DRAGON」

自重堂は本体とは別に「JAWIN」と「Z-DRAGON」というブランドを展開しています。どちらも作業服でありながらスタイリッシュなデザインであることが特徴で、カジュアルシーンにも違和感なく溶け込めるようなオシャレなデザインの製品が多いです。

また、オシャレであると同時に個性的な製品も存在するので、作業服にオリジナリティを出したい方は要チェックのブランドと言えるでしょう。「JAWIN 58500」は迷彩柄のエンボス加工が目を引く防寒ジャンパーです。

襟と背当てにボアを使用しており、中綿も入っているので優れた防寒性を持っています。しかし動きにくいということはなく、作業の妨げになることはありません。サイズはMから4L、カラーバリエーションは3種類が用意されています。

「Z-DRAGON 71400」は襟の飾りステッチ肩部分に施された刺し子が特徴のジャンパーです。背当てのロゴプリントや左胸のワンポイントタグを見るにつけ、作業服の中でも特に個性的でスタイリッシュなデザインだと言えるでしょう。

サイズはSから5L、カラーバリエーションも5色と豊富ですが、秋冬用のモデルのため防寒性はそれほど高くありません。本格的な冬を迎えた際は、別の作業服を用意する必要があるでしょう。

肌触りの良い着心地が嬉しい「ジーベック 212」

「ジーベック 212」は快適な着心地を実現した防寒ブルゾンです。表地の素材は綿100%なのでとても肌触りが良く、袖に立体カッティングを採用しているので動きやすさも抜群です。また、中綿が入っているので防寒性にも優れています。

襟についているボアも嬉しいポイントです。作業服としての機能性も高く、左袖にペンさしポケット、左胸に内ポケットなど、小物も十分収納できます。サイズはMから5L、カラーバリエーションは3色が用意されています。